雑記日記

概ね無職。

2020/11/19の日記

唐突な始まりは、本当は嫌いなんだ。

事実上ただの思いつきであるここの開設にあたっても、まだ能書きを垂れ流そうとキーボードを叩いている。

基本的にはここは日記だ。日記になるはずだ。

言い切れないのは、僕が生まれてこの方日記の類いを書き始めても続いた例しがないから。ま、ちょっと覚悟はしておけ。

 

昨日の夜のテキーラのせいか、自堕落にも昼まで寝た。寝ても寝ても眠い。起きた瞬間から疲れ切っている。原因は不明。よく食ってはよく寝ている。酒も恒常的にはやらない。詰まるところが穀潰しなわけだが、穀潰しにも倦怠感はある。

 

朝昼兼用の飯を食う。適当に冷蔵庫の中を覗き、作れるものを考えた結果肉チャーハンになった。

 

肉チャーハンって知ってます?某TV番組でも取り上げられたことがあるのでみんな知ってると思っているし、今更僕が説明してもお寒いし、なんなら肉チャーハンの地元静岡と僕は一切の関係がない。詳細は検索して貰おう。

ちなみに今検索した結果、悪名高きナントカまとめが死滅したことによって、肉チャーハンとはなんぞやということを知るのはちょっとだけ難しくなっていた。それでも検索してください。すぐ分かるので。

「例え鬱陶しくても蚊を絶滅させてしまったら甚大な被害が出る」という話を思い出した。僕達のインターネットには、少なくともナントカまとめが座っていたはずの場所がぽっかり空いている。

 

肉チャーハンを作り、片付けを終えると既に二時。

夕食用にイカと里芋を煮込む。

一人暮らしをしていた頃、自宅のそばにはまともなスーパーがなく、地下鉄での帰宅中に途中下車して買い物に行ったことを思い出す。別にその店がずば抜けて安かったとかそういうことではなく、行程の中に付近にスーパーが立地する駅がなかっただけだ。とにかく僕はそこのスーパーによく通い、惣菜を買っていた。ニンニク臭い袋をぶら下げたやつが満員電車に乗ってくるんだから、他の乗客はさぞかし迷惑だったことだろう。ガハハ。

そこのスーパーで、僕はイカと里芋の煮付けというものに出会った。

最初は出来心だったと思う。出汁のきいた料理が食べたかったのだ。他に選択肢がなかったのだろうね。

そうしてあくまで消極的な気持ちで買ったイカと里芋の煮付けが、意外にもおいしかったのだよ。それ以来、イカと里芋の煮付けは見かけると購入してみる程度には好きになった。

自宅で密造(僕は既製品として販売されているものを自作するとき、この言葉をよく使う。ウィスキーを再蒸留したりなどという、法に触れることは別にしていない。するつもりもない。ただのかっこつけである)したのは今日が初めてだった。

スーパーで買ってきたとき、あまりにも貧弱に思えた三杯のイカは、自宅の台所に置かれると存在感がありすぎた。たかだか里芋四個に対しイカ三杯は明らかに買いすぎだろうと今は思う。

とにかくイカと里芋を煮た。作業自体は簡単だったが、イカから赤い色が出て、実際の味以上に煮汁が濃く見えるのには閉口した。もちろんおいしく頂きましたけど。

 

煮付けを作った後は、倦怠感に襲われて惰眠を貪った。夢は見なかった。

 

起き出して夕食を食べ、風呂に入り、歯を磨き、PCの前に陣取ったのが十時前。

友人達とロケットリーグというゲームで遊ぶ。

ケツからジェットの出る車でサッカーするゲーム。すわバカゲーか!と思う向きは正しい。これはバカゲーである。バカゲーだが、何をまかり間違ったかプロチームとかも存在する始末なので、一応僕達は(かなり)真面目に取り組んでいる。やってることは殆どバカゲーであるのにだよ。時折このギャップにはたと気付いては呆然とする。実際は楽しいし、上手いプレーが決まったときの快感は何物にも代えがたい。

ちなみにロケットリーグはこの夏に基本プレイ無料になった。諸賢はやらなくていい。諸賢には技量と民度が急降下した野良プレイヤーの一端を担って欲しくない。

 

二時間ほどプレイして解散。今これを書いている。

自堕落かつ平坦な生活を送っているので、「くそしてねた」くらいしか書くことがないよと思ったが、意外と膨らむもんだな。読者の存在を意識したりしなかったりして書き進めたので、読みにくいとは思うが。

今日は酒も控えた。深い眠りに落ちることが出来ることを期待する。