2021/01/12の日記
9時半に起床。
起きてすぐに車に飛び乗りちょっと遠い古道具屋までドライブゴーゴー。酔狂でしょ。自分でも酔狂だと思う。
その古道具屋でもモズライトが2本売られている。ああ、死んでるんだなあ。
帰りがけに楽器屋に寄ってメタルポリッシュとフリーダムカスタムギターリサーチ(毎度毎度長ったらしい名前だな、と思う。あとあのロゴはぱっと見QRコードと間違う確率が驚異の70%超えだ[要出典])のギター用潤滑油を買う。
帰宅したのは12時頃。昼食をとり、以前作ったモズライト風のギターのクリーニングをする。
長らく放っておいたので、ハムバッカーのカバーやビグスビーなどが白くくすんでしまっていた。
最初にフレットを磨く。これがまあめんどくさい。自分の作ったギターなので、塗装がどれほどいい加減かは自分が一番知っている。養生のために指板面にマスキングテープを貼るが、塗装を道連れにしないかとヒヤヒヤする。磨いていても一瞬たりとも気が抜けない。
ブリッジ、ビグスビーは外して磨いた。
今回は「メッキを傷付けないメタルポリッシュ!研磨剤不使用でくすみを取る!」と謳っているメタルポリッシュを買ってきたのだが、これがまあとんだ食わせ物だった。
落ちるのは汚れだけで、くすみは殆ど落ちない。ポツポツと浮いた腐食部分の周囲のくすみだけでも落ちるかと思ったが、全く落ちなかった。これはお世辞にも「くすみを取る」とは言わんだろう。ボディ用のポリッシュで磨いてるのと大差ないぞ。
武士の情けで名前は出さないが、目薬ほどの小瓶に入れたポリッシュを1500円で売ってるんだからボロい儲けだろうなあ。
ゴールドパーツでもない限り、金属パーツ磨きはフェルナンデスの946がマストだ。フレットもこいつで磨けるらしいが、どのみちマスキングをするならピカールのほうが研磨力が強くて扱いやすいので、わざわざ使わなくてもいいと思う。コーティング剤の956も売ってはいるが、効果を実感したことはない。使わないよりマシか?特に僕のようなギターを放置しがちの人には…。
弦を張り替え、各部を調整して試し弾きしてみる。経年かギターケースのパッドの圧力か、トグルスイッチが不良。まあ弾かないのでいいんですけど。きれいにするだけしてしまう。
興が乗ったので、そのままパシフィカのクリーニングもする。こちらはちょっと前に一度クリーニングしているので、指板の保湿と各部の磨き上げだけ。
バラしたついでにと、ずっと死蔵していたジムダンロップのストラップロック用ストラップピンに打ち替え。これでもうちょっと気軽に弾けるようになる。ストラップを使い回せるからね。
今回、ブリッジはフローティングで調整した。シンクロナイズドトレモロユニットをフローティングさせるのはいつぶりだろうか。調整が面倒くさくてあまりやらない(し、大きくアームベンドをするような曲を弾かない)ので、まあ手間取る。
おまけにパシフィカにはウィルキンソンのサドルロック式ユニットが乗っている。弦高調整にもオクターブ調整にもいちいちロックネジを緩める必要があって面倒くさい。あー面倒くさい。
各部の調整が終わったので、弦の触れる部分(ブリッジサドル、ナット溝、ストリングリテーナーの裏側)に潤滑油を塗ってみる。これもマニキュア瓶のような小さい容器に入って1400円くらいというトホホ価格なのだが、実際調整を終えてアーミングしてみると全くチューニングが狂わないので笑ってしまった。なまくらなメタルポリッシュを買うよりは、この潤滑油を買ったほうが絶対にいい。マジで。
調整やセッティングを全て終えた頃には5時半になっていた。
そこから夕食の準備をする。今日はナスと肉の南蛮炒めでした。
片付けをしてベッドでゴロゴロし、風呂に入って今これを書いている。
ジャズマスターのPG載せ替えは、また…また今度ね…。